正規表現を使いこなす

^ の使い方

「^」は文字列の先頭であることを表します。
次の文字が先頭文字である・・・といった方が理解しやすいかもしれません。
検索対象文字列の先頭の部分にマッチングさせたいときなどに、「^」で文字列の先頭であることを指定できます。

例えば、「xyzabcdefghi」と「abcdefxyzghi」という二つの文字列に対して、正規表現パターンとして「xyz」を指定して検索を行うと・・・
// 検索対象文字列
var str1 = "xyzabcdefghi";
var str2 = "abcdefxyzghi";
// 検索実行および結果出力
document.write("「xyzabcdefghi」の抽出結果: ", str1.match(/xyz/));
document.write("<br>「abcdefxyzghi」の抽出結果: ", str2.match(/xyz/));
実行結果:


となり、両方の文字列の「xyz」にマッチングします。
そこで、文字列先頭を表す「^」を加えて、「^xyz」として検索すると・・・
// 検索対象文字列
var str1 = "xyzabcdefghi";
var str2 = "abcdefxyzghi";
// 検索実行および結果出力
document.write("「xyzabcdefghi」の抽出結果: ", str1.match(/^xyz/));
document.write("<br>「abcdefxyzghi」の抽出結果: ", str2.match(/^xyz/));
実行結果:


以上のように、先頭に「xyz」がある文字列にのみにパターンマッチングが実行できました。

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