正規表現を使いこなす

文字の使い方

指定されたメタ文字以外の通常文字にマッチングします。
[ ] { } ( ) \ | ^ $ . * + ? などのメタ文字を、文字そのものとして指定する場合には、「\[」のように「\」を付けてメタ文字ではないことを指定します。
このままでは通常の検索と同じで、正規表現の特徴は無いですね。
なお、この実験では、search()、match()、およびreplace()の各メソッドにより、位置の検索、文字列の抽出、および文字列の置換を行います。

以下のように正規表現のパターンで「b」のように通常の文字をそのまま指定して検索を行うことができます。
// 検索対象文字列
var str = "aaabaaaa";
// 検索実行および結果出力
document.write("検索結果: ", str.search(/b/));
document.write("<br>抽出結果: ", str.match(/b/));
document.write("<br>置換結果: ", str.replace(/b/, "c"));
実行結果:


となり、正しく「b」一文字にマッチングし、位置、抽出、および置換が実行されました。
また、複数の文字を組み合わせて文字列としても問題ありません。
// 検索対象文字列
var str = "aaabaaaa";
// 検索実行および結果出力
document.write("検索結果: ", str.search(/aba/));
document.write("<br>抽出結果: ", str.match(/aba/));
document.write("<br>置換結果: ", str.replace(/aba/, "xyz"));
実行結果:


search()はマッチしたパターンの先頭文字に対応する対象文字列の位置を返します。
match()は対象文字列のマッチした部分文字列を返します。
match()は対象文字列のマッチした部分文字列を、指定した文字列に置き換えた文字列を返します。このとき、元の文字列は置き換えられません。

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